受付時間: 10:00~14:00 定休日: 土日祝
防災月間に合わせて、名古屋市港防災センターへ行ってきました。
伊勢湾台風の記録や風水害への備え、地震体験室、煙避難体験などができる、まさに“体験型”の防災施設です。
中でも印象的だったのが、地震体験室。
過去の大地震の揺れを再現したシミュレーションで、初期行動の大切さを実感。
ただ怖がるだけじゃなく、「どう動くか」を知ることで、頭の中の行動原則がバージョンアップされた気分です。
そしてもうひとつ、驚いたこと。
皆さん、「ダンゴムシのポーズ」ってご存じですか?
頭と首を守るように体を丸める、避難時の基本姿勢。
今の小学生はこのポーズで避難訓練をしているそうで、娘にとっては常識。
昭和育ちの私には、なんとも新鮮でした。
さっそく地震体験室で実践してみたところ——
頭と首は守れるけど、手は犠牲になるんじゃ…?と、ふと疑問。
後日、防災士の兄に話すと「足を守れば逃げられる。それが一番大事」と冷静な回答。
今度揺れが来たら、きっと私はダンゴムシになります。
できれば、スマートに。できれば、静かに…(笑)
そして思ったんです。とっさに動けるって、脳がスッキリしてるからこそ。
思考の回転を軽やかにしておくには、日頃から“脳を休める時間”が必要。
頭をゆるめて、心をほどいておくこと。
それが、いざという時の冷静さと行動力につながる——
そう思うと、日々のケアが未来の安心を育てているような気がします。