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先日、長久手市で開催された「福祉まつり」に、私が所属している災害ボランティア団体「優しい手」として出展してきました。
このイベントは、市内のボランティア団体や福祉施設が集まり、活動紹介や交流を目的に行われる、いわば“地域版・文化祭”のようなもの。
会場では、炊き出しのすいとん汁や、つきたておもちの実演販売、ステージ発表など盛りだくさん!
手作り看板を前後に背負ったサンドイッチマンが会場を練り歩いていて、まるで学校の文化祭のような、ほっこり楽しい雰囲気でした♪
「優しい手」ってどんな団体?
「優しい手」は、リラクゼーションセラピストや整体師など、癒しのプロたちが集まったボランティア団体です。
災害時にボランティアとして現地に来てくださる方々へ、心と体のケアを届けることで「元気に帰ってもらう → また来てもらえる」そんな持続可能なボランティアの循環を支えることを目的としています。

団体を立ち上げたのは、ゆかりさん。
「万が一、地元が被災した時、どれだけできるかわからないけど、やれる範囲でやれることを。何かができたほうが、心が前向きでいられるし!」という言葉に、私は深く共感して、2年前にメンバーになりました。
ゆかりさんとは、ヘッドマッサージスクールで出会い、同じ町に住んでいるご縁もあって、自然と活動に引き寄せられた感じです。
今回の出展内容は…「癒す?癒される?」
今回のブースでは、こんなキャッチコピーを掲げました:
「マッサージのコツを覚えて誰かを癒す?それとも、まずは自分が癒されたい?」
結果はというと…来場者の約90%が「まずは自分が癒されたい」コースを選択(笑)
みなさん、日々お疲れなんですね。触れて、話して、笑って、ほぐれて。
地域の方々と直接ふれあうことで、災害時のボランティア活動の“心のシミュレーション”にもなったように感じます。
「優しい手」の活動は、特別な技術がある人だけのものではなく、「誰かを思いやる気持ち」から始まるもの。
災害時だけでなく、日常の中でも、ちょっとした癒しの手を差し伸べられるような存在でありたいなと思います。
次回の活動も、またご報告しますね🌸

防災月間に合わせて、名古屋市港防災センターへ行ってきました。

伊勢湾台風の記録や風水害への備え、地震体験室、煙避難体験などができる、まさに“体験型”の防災施設です。
中でも印象的だったのが、地震体験室。
過去の大地震の揺れを再現したシミュレーションで、初期行動の大切さを実感。
ただ怖がるだけじゃなく、「どう動くか」を知ることで、頭の中の行動原則がバージョンアップされた気分です。
そしてもうひとつ、驚いたこと。
皆さん、「ダンゴムシのポーズ」ってご存じですか?
頭と首を守るように体を丸める、避難時の基本姿勢。
今の小学生はこのポーズで避難訓練をしているそうで、娘にとっては常識。
昭和育ちの私には、なんとも新鮮でした。

さっそく地震体験室で実践してみたところ——
頭と首は守れるけど、手は犠牲になるんじゃ…?と、ふと疑問。
後日、防災士の兄に話すと「足を守れば逃げられる。それが一番大事」と冷静な回答。
今度揺れが来たら、きっと私はダンゴムシになります。
できれば、スマートに。できれば、静かに…(笑)
そして思ったんです。とっさに動けるって、脳がスッキリしてるからこそ。
思考の回転を軽やかにしておくには、日頃から“脳を休める時間”が必要。
頭をゆるめて、心をほどいておくこと。
それが、いざという時の冷静さと行動力につながる——
そう思うと、日々のケアが未来の安心を育てているような気がします。