単に施術を行うだけでなく、45歳からの心とからだのゆらぎに寄り添い、健やかで自分らしい日々を取り戻すお手伝いができる場でありたいと願っています。

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  1. セラピスト紹介

セラピスト紹介

いのちの息吹きを整えるヘッドセラピスト

浅野まき

からだも心も、なんだか重たいな…という日に、ふぅっと深呼吸できる場所をつくりたくて、小さなサロンをひらきました。

会社員時代に感じていた不調の正体が「脳の疲れ」だと気づいたのは、ヘッドマッサージを学んでから。
施術に出会って「これ、めっちゃ整う…!」と感動し、いまでは学びを伝える立場にもなりました。


女性の“ゆらぎ”にやさしく寄り添いながら、本来の自分らしさを思い出せるような、そんな時間をお届けできたらうれしいです。
出身地広島市佐伯区
出身校八幡小学校→城山中学校→広島市立広島商業高等学校
誕生日1973年8月20日
血液型静かに整えるのが好きなA型気質
資格

・商業高校時代に、そろばん・簿記・情報処理など“数字と仲良くなる資格”をいろいろ取得(けど、何級を取得したかは記憶の彼方へ…)
・小原流いけばな歴20年。二級家元教授(師範レベル)ですが、今は“過去の栄光”として静かに咲かせています
・ヘッドマッサージスクールBrain Heal Head College 認定ブレインヒールセラピスト、認定インストラクター取得

趣味食べることと作ることが好き
外で出会った美味しいものは、家で再現せずにはいられません(シフォンケーキ、みたらし団子、フロランタン…気づけば甘党)

これは自慢だカレーやシチューは市販のルーを使わず、スパイスと直感で仕上げます
休日の過ごし方
温泉好きで、湯に浸かるとすべてが整うタイプ
宿泊も日帰りも大歓迎、ついでに漫画が読める場所が良き!
冬はスキーも楽しみますが、3年前に大腿骨を粉砕した“温泉で癒された強者”です

“わたし”を後回しにしていた日々——癒しを求めていたのは、私だった

セラピストになる前、私は機械メーカーで営業事務の仕事をしていました。
所属していた部署は社内でも“忙しい”で有名で、毎晩のように20時、21時まで残業。
土日休みのはずが、いつのまにか土曜日も出勤が当たり前に。
電話は鳴りっぱなし。耳と肩で受話器を支えながら、目の前のパソコンを何画面も切り替えて…
いくつもの仕事を同時進行し、お客様からは常に急かされていました。
「今日はマッサージで癒されよう」と思っていても、気づけば夜になり、「ああ、また行けなかった」。
肩と首はガチガチで、週に一度マッサージに行かないと、つらくて眠れないような毎日でした。
やってもやっても終わらない仕事に、次第にイライラ。
頼まれごとにも素直に応えられず、「私、忙しいんです!」とピリピリしていたな…と今なら思います。
優しくなれなかったんです、人にも、自分にも。
寝ても疲れが取れず、気力もゼロ。
心が追い込まれると、体にも変化が現れました。
生理不順やホットフラッシュといった更年期のような症状に悩まされ、「どうしてこんなに調子が悪いんだろう」と感じていた30代。
いま思えば、あれは“脳疲労”でした。
スクールで「頭がこる」仕組みを学び、自分の体験と結びついたとき、ようやく気づいたんです。
あの頃の私は、“脳を休ませること”が何より必要だったんだと。

 

  育児の隙間に芽生えた夢

私がセラピストを志すようになったのは、育児中に体験したフェイシャルエステがきっかけでした。
出産後、数か月は家にこもりがちで、自分のことはつい後回し。育児に追われる毎日でした。そんなある日、自宅でフェイシャルエステを受ける機会がありました。
そのとき、人の手にふれる感覚がとても心地よくて、緊張していた心と体が、ふわっとほどけていくのを感じたのです。

心の奥から「私も誰かを癒したい!」という思いが湧き上がり、施術する側になろうと決意しました。
フェイシャルエステのスクールに通いながら、1歳の娘を車に乗せて、道具とベッドを抱えてお友達の家へ出張エステに出かける日々。

短いながらもとても充実した時間でした。
けれど、夫の転勤により出張エステは一度中断、知らない土地での新しい生活が始まりました。
──そしてそこで出会ったのが、「脳休ヘッドマッサージⓇ」でした。

 

  知らない街で見つけた、新しい癒しの道

広島で生まれ育ち、就職も結婚も広島。
山も海も近くて、瀬戸内海の穏やかな景色を愛し、「一生ここで暮らす」と思って家を建てはじめた矢先――
夫に、まさかの名古屋転勤辞令が。
建て始めた家はそのまま、私たちは愛知県長久手市へ引っ越してきました。
知り合いもいない新しい土地。
当時、娘はまだ未就園児で、昼間はずっと二人きり。
毎日近所の公園と家を行き来し、会話の相手は夜遅く帰る夫だけ。
刺激がなく、気づけばちょっとしたことで娘を叱ってしまう自分がいて…
「このままじゃよくない」と思い、子育てサークルや習い事に通い始めました。
そこでできたママ友の中に、マルシェ出店を楽しんでいるご夫婦がいて、「一緒にイベント出てみない?」と声をかけてもらったんです。
久しぶりにワクワクするお誘いに、すぐ「出る〜!」と返事していました。
美容が好きだった私は、広島でもフェイシャルエステをしていたこともあり、リラクゼーションつながりでハンドマッサージで出店することに。
でも、同じ内容のお店が多くて出店がかぶることもあり…
「何か他にないかな〜」とつぶやいたとき、「ヘッドマッサージとかどう?私、受けてみたい!」と出店仲間がヒントをくれたんです。
そこから検索して辿り着いたのが、Brain Heal Head college 。
座ったままヘッドの施術が受けられる講座内容がイベントにぴったりで、すぐ申し込みました。
学んだ手技を組み合わせて、オリジナルのイベントコースをつくって出店してみると、足を止めてくださる方が明らかに増え、月に1度ほどのペースで出店するように!
そんなある日、夏のマルシェでお疲れ気味のお客様が青白い顔で座られました。
桃農家の方で、収穫とお子さんの夏休みが重なってとても大変だったそう。
短時間の施術でしたが、終わる頃には顔色に赤みが戻り、「手足までポカポカしてきた!」と、笑顔を見せてくださいました。
その変化を見ていた占い出店のお隣さんが「私もやって!」と声をかけてくれて、「ヘッドだけでこんなに全身があたたまるなんて!」と驚かれるほどの反応でした。
私は嬉しくなって、もっと深く学びたいという気持ちが高まり、スクールの全講座を受講して、認定セラピストの資格を取得。
技術だけでなく、「頭は感情やストレスの影響でこり固まる」ことを知り、「頭に触れる手は、心にも触れる手なんだ」と実感するようになりました。

 

迷いがくれた、あたらしい扉

マルシェ出店や自宅サロンでの施術を続ける中で、少しずつ心の中に「これでいいのかな?」という不安が生まれてきました。
「気持ちよかった」と言ってくださるお客様の声に嬉しさを感じながらも、本当に満足してもらえているのか…と、自分に自信が持てなかったのです。
認定セラピストにはなったけれど、気づけばまた自分の中に閉じこもってしまっていて。
このままでは変われないと思い、「いっそ、教える立場になってみよう」と一歩踏み出しました。
伝える側になることで、技術への理解も深まり、自信にもつながるのでは…そんな思いでした。
それからは、スクールの直営店で接客と施術を経験しながら、インストラクターになるための学びをスタート。
不安の殻を一つひとつ脱ぎながら、少しずつ自信を育てていく日々でした。
そうして、私は受講生からインストラクターへと成長しました。
自分もたくさんの迷いを経験したからこそ、今では、受講生の不安や悩みにそっと寄り添うことができます。
それは、私の強みだと感じています。
これからも、脳級ヘッドマッサージⓇの講座を開催し、施術ができる頭ほぐしのセラピストとして、たくさんの方の疲れを癒し、たった10分でも笑顔にさせる脳級ヘッドマッサージⓇを伝えていきたいと思っています。


めぐりめぐって、たどりついた場所
こうして今、自宅サロンという小さな場所で、自分の手で癒しを届けられることに、静かなよろこびを感じています。
ヘッドマッサージと出会い、施術者として、そしてインストラクターとして学びを重ねてきた日々。
その経験がすべて、“いまここ”につながっています。
頭は、感情やストレスに正直です。
長く無理を重ねてきたこころの声が、いつしか頭のこわばりとなって現れることも少なくありません。
だからこそ、私は“頭にふれる手は、心にもふれる手”だと信じています。
一人ひとりの声なき疲れに、そっと耳を澄ましながら。
たとえ短い時間でも、ふっと笑顔になっていただけるような施術を、これからも大切に届けていきたいと思っています。

 頭のほぐしサロンいぶキ 

「至福の頭ほぐし」で、心とからだが静かにめぐり、自分らしさを取り戻す“いぶき”の時間を。

受付時間: 10:00~14:00 

定休日 : 土日祝 

所在地 : 愛知県長久手市塚田  サロン情報はこちら